Ubuntu How-To
思いついたときに更新するUbuntuの使いかたメモ。
Ubuntu 7.10にアップグレードするには
システム > システム管理 > アップデート・マネージャ を使ってアップデートする。
/etc のファイルなどを変更してあると、途中で何度か上書きするかどうか聞かれるが、上書きしてよい。元の設定ファイルはxxx.dpkg-oldという名前で保存されるので後で変更内容を反映すればよい。
TeXのベースシステムがteTeXからTeXLiveに置き換わっている関係で、ptex-binがアンインストールされる。全てのインストールが済んだ後で、
$ sudo apt-get install ptex-bin
すれば、TeXLiveに対応したptex-binがインストールできる。
tetex-bin, tetex-baseは使わないのでアンインストールしてもよい。gs-cjk-resourceもアンインストールしてよい。cmap-adobe-japan2も。
$ sudo apt-get autoremove tetex-bin tetex-base gs-cjk-resource cmap-adobe-japan2
evinceでPDFが文字化けする。以下の操作をする必要がある。
sudo mkdir -p /usr/share/poppler/cidToUnicode sudo ln -s /usr/share/xpdf/japanese/Adobe-Japan1.cidToUnicode /usr/share/poppler/cidToUnicode/Adobe-Japan1 sudo mkdir -p /usr/share/poppler/cMap sudo ln -s /usr/share/fonts/cmap/adobe-japan1 /usr/share/poppler/cMap/Adobe-Japan1
libpam-keyringがアンインストールされてlibpam-gnome-keyringがインストールされる。
Webのローカル環境を作るには
何はなくともApache2とPHP5のモジュール版はインストールする。
$ sudo apt-get install apache2 libapache2-mod-php5
SQLite関係のものをインストール。
$ sudo apt-get install libdbd-sqlite2-perl libdbd-sqlite3-perl php5-sqlite
php5-sqliteは、pdo_sqlite.so (SQLite 3.x用)とsqlite.so (SQLite 2.x用)の両方をインストールするようだ。
Movable Typeで遊ぶには以下のものも入れておくとよい。
$ sudo apt-get install libdigest-sha1-perl libdatetime-perl
Googleのアプリケーションをインストールするには
Google Linux Software Repositoriesを参照してソフトウェア・ソースにGoogleのリポジトリを追加する。
一番手数の少ないやり方は、
$ wget https://dl-ssl.google.com/linux/google-repo-setup.sh $ sudo bash google-repo-setup.sh
今のところ、このリポジトリにはGoogle Desktopとpicasaしか入っていない。
$ sudo apt-get install google-desktop-linux $ sudo apt-get install picasa
他のアプリケーションもそのうち入るんじゃないかなーと勝手に期待。
Emacsのkill-ringとGnomeのクリップボードを同期するには
Ubuntu 7.04のデフォルトの設定では、Emacsのkill-ringとGnomeのクリップボードが同期しないようになっている。だから、EmacsのバッファとGnomeアプリケーションの間で相互にコピペできない。
この問題を解決するのは簡単で.emacsファイルに以下のように書いておけばよいだけ。
(cond (window-system
(setq x-select-enable-clipboard t)
))
なぜこの設定がデフォルトでないのかは分からない。
nm-appletのパスワード入力を省略するには
Ubuntu 7.04では無線LANのWEP/WPAのパスフレーズをgnome-keyring-managerに管理させている。これはこれでよいのだが、起動時に毎回nm-appletがkeyringにアクセスできるようにパスワード入力を求めるのが鬱陶しい。
これはユーザのログインパスワードとkeyringのパスワードが同じ場合に限り、以下の手順で抑制することができる。
$ sudo apt-get install libpam-keyring
とやってlibpam-keyringをインストールした後、/etc/pam.d/gdmの末尾に以下の行を加える。
@include common-pamkeyring
次回のログイン以降はパスワード入力を求められなくなる。
USBハードディスクをアンマウントできるようにするには
USBハードディスクをUbuntu 7.04にアタッチすると自動的にマウントしてくれるのはいいのだが、アンマウントできない。デスクトップのハードディスクアイコンを右クリックして「イジェクト」すると、アンマウントされた後、再マウントされてしまう。CD-ROMドライブなどを前提とした振る舞いに見える。
/etc/hal/fdi/policy/preferences.fdiに以下の設定を加えて再起動すれば、以降は「イジェクト」の代わりに「アンマウント」できるようになる。
<!--
override /usr/share/hal/fdi/policy/10osvendor/10-storage-policy.fdi to be able to unmount
USB harddrives.
-->
<device>
<match key="info.category" string="storage">
<match key="storage.bus" string="usb">
<merge key="storage.requires_eject" type="bool">false</merge>
</match>
<match key="storage.bus" string="ieee1394">
<merge key="storage.requires_eject" type="bool">false</merge>
</match>
</match>
</device>
ちなみに/usr/share/hal/fdi/policy/10osvendor/10-storage-policy.fdiを削除してしまうことでも同等の効果がある。だが、/usr以下は変更せずに/etc以下の設定ファイルを使ってマシンローカルな設定を行うのが鉄則なのでお勧めできない。
TeXをインストールするには
Googleで「ubuntu ptex」で検索すれば山ほどヒットするが、インストールするアイテムは最小限にすることを勧める。普通に文章を書いたりする分には、ptex/platex、jbibtex、xdvi、dvipsが使えさえすれば十分なので、
$ sudo apt-get install ptex-bin jbibtex-bin xdvik-ja dvipsk-ja
それ以外のものは必要になったときに初めてインストールすればよい。
Ghostscriptで日本語表示できるようにするには
Ubuntu 7.04では、gs-espがデフォルトでインストールされているが、日本語がうまく表示できない。ちゃんと表示できるようにするには、まずいくつかのパッケージをインストールする。
$ sudo apt-get install gs-cjk-resource cmap-adobe-{japan1,japan2,cns1,gb1}
上を実行すると「/usr/bin/mkcfmがない」と怒られるはずだが無視していい。どうしても気になるなら前もって以下のようにシンボリックリンクを作っておくこと。
$ sudo ln -s /bin/true /usr/bin/mkcfm
次に、
$ sudo dpkg-reconfigure cmap-adobe-japan1
を実行して「随意」のところをチェックして「了解」しておく(どういう翻訳なんだろう)。
ちゃんと設定できていればgs-espでもevinceでも正しく表示されるはずである(evinceは内部的にgs-espを呼び出しているだけ)。
$ gs -sDEVICE=x11 hoge.ps $ evince hoge.ps
evinceがあるので不要なのだが、どうしても必要ならgnome-gvを入れてもよい。
$ sudo apt-get install gnome-gv gv
日本語を含むPDFを表示できるようにするには
日本語を含むPDFを閲覧できるようにするには、evinceを使う方法とAcrobat Readerを使う方法の2つがある。
前者は、
$ sudo apt-get install xpdf-japanese
後者は、
$ sudo apt-get install adobereader-jpn
とすればOK。前者の方が高速でメモリフットプリントもかなり小さい。ただし、微妙にフォントのメトリック情報がおかしい。
xdvi、ghostscriptでIPAモナーフォントを使うには
Ubuntu(Debian)にはdefomaというスタティックにフォントのリンケージを管理する仕組みがある。これを用いて東風フォントの代わりにIPAモナーフォントを利用するようにできる。
それにはまず、/etc/defoma/hints/ipamonafont.hintsをエディタなどを使って以下のように編集する。
category truetype begin /usr/share/fonts/truetype/ipamona/ipag-mona.ttf Family = IPAMonaGothic (snip) Priority = 60 Alias = GothicBBB-Medium (snip) end category truetype begin /usr/share/fonts/truetype/ipamona/ipam-mona.ttf Family = IPAMonaMincho (snip) Priority = 60 Alias = Ryumin-Light (snip) end
つまり、ipag-mona.ttfおよびipam-mona.ttfのPriorityの値を60に設定し(東風フォントのPriorityが50なのでそれより大きく設定する)、GothicBBB-Medium、Ryumin-LightのAliasを加える。
次にこの設定を反映するためにさらに以下のコマンドを実行する。
$ sudo defoma-font reregister-all ipamonafont.hints $ sudo update-vfontmap
あとはxdvi、evinceコマンドで動作確認する。
